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世界的にアレルギー患者が急速に増加している。ちなみに世界健康機関のデータによると、アレルギー性鼻炎と食物アレルギーに限定した場合、世界で合計12億2300万人の患者がいるといわれる。これは日本の人口の約9.5倍にも達する。市場は巨大である。
本調査報告は、いったん罹ると年がら年中、アレルギー薬剤に100%頼ることになるアレルギー疾患の処方薬とOTC薬、薬剤の適応症拡張と新薬の4セグメントにおける各社動向、ならびに医薬品パイプラインと研究開発の切り口で市場調査をおこない、纏めたレポートである。本書では、数あるアレルギー疾患のなかでも、最も一般的な、季節性および通年性のアレルギー性鼻炎、および食物アレルギーを対象に調査結果を報告している。
その対象アレルギー疾患は、世界的な流行疾患でもあることから、売上高は、薬剤の適応症拡張と新薬をも含めると、毎年高い伸び率を示し、2013年には147億ドルに達するものと予測される。また世界に拡大していく疾患より、各社は現行製品の販売強化、新薬開発への精力的な投資、さらには新ワクチン開発に全力を投入しており、競争はますます熾烈になりつつある。
本報告書の作成にあたっては、企業報告&申請書類、政府資料、業界誌、アナリストのレポートなどの文献検索、またトレンドの見極めと評価、さらに市場予測と競合分析のために企業の幹部にインタビューをおこなった。なお、本書はマーケティング担当者、ビジネス・デベロップメント担当者、最高責任者、投資家、ベンチャー・キャピタリスト、コンサルタント、R&Dマネージャー、および起業家、といった人々を念頭におき、作成したものである。本書が一役を担えば幸甚である。
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