|
風力発電、太陽光発電など、再生可能エネルギーへの活発な投資と、中長期にわたっての需要を背景に、再生可能エネルギー用蓄電池の需要は、将来展望として実に明るい見通しである。また、米国で開始されたスマートグリッド・プロジェクトも、将来、この蓄電池をプッシュすることにもなり、将来事業の牽引役として一役を担うことになると予想される。
本書は、事業の将来展望を支える広大な背景をベースに、それでは、太陽光、風力、水力、バイオマス、地熱、波力などを利用し発電したエネルギーを貯蔵し、それを使用したい時にいつでも取り出せるエネルギー貯蔵、すなわち蓄電池開発の現状はどうなっているのか、今後はどうなっていくのかを明らかにするために、蓄電池の開発動向調査を実施した。
調査にあたっては、さまざまタイプのエネルギー用蓄電池技術があるが、本書では、中核技術に焦点をあて、その技術の現状と今後の開発動向を追い求めた。また、蓄電池中核技術に関する世界の先端R&D活動を、特に米国のそれに注目しながら見ていく。 21社を超える蓄電池大手企業や主要研究機関も個別に概観する。
本書は企業及び研究機関へのインタビュー、文献、並びにオンライン情報源を元に作成したものである。巻末には更に調査が必要とされる場合のために出版物、ジャーナル、並びにレポートを挙げている。 ともかく、グリーン技術の高まる世の中、蓄電池産業の成長オポチュニティーは非常に高まっていき、今後の成長性製品の一つになりうるものであると確信される。
|