|
クリーンテクというキャッチワード(標語)が創造されたのは、わずか5年前のことである。それが今や大潮流となってクリーンテク市場への投資が世界規模で30億ドル(2007年)に達している。2006年と比較し、なんと43%アップである。特に米国における投資は14億ドルから25億ドル(2007年)にもなっている。それも159社のクリーンテク企業への投資である。今やバイオテクノロジーとソフトウエアに続く、3番目に大きなベンチャー資本投資カテゴリーとなっている。(投資情報は2月29日のWSJ記事に基づく)
クリーンテクを支持する大物の一部は、コンピューティング、テレコム、そしてインターネット分野において新興企業をベンチャー資本で背後から支援し、ブレークスルーをもたらした起業家であるが、これは特に驚くに当たらない。
すでにクリーンテク製品とサービスのグローバル市場での売り上げ規模は約2,840億ドルに達し、2017年には1兆3千億ドル規模に成長する見通しである。この成長市場に企業家は、誰よりも熱い眼差しで金脈を掘り起こすことに奮闘することであろう。
クリーンテクには一貫して見られる共通の特徴がある。それは人類が環境に及ぼす影響を減らしながら、価格とパフォーマンス面で競合力を持つ製品とサービスを創造する新しい革新的な技術を利用しているという点である。
製品やサービスが「クリーンテク」として見なされるためには、以下のような条件を備えている必要がある:
· 天然資源の利用を最適化し、伝統的な製品やサービスよりもクリーンな、または無駄の少ない代替案であること。
· 革新的、もしくは新規の技術またはアプリケーションを利用。
· 伝統的な代替案と比べた場合、経済的付加価値を提供できるものであること。
本調査レポートは、世界的な視野で、上記条件を満たしたクリーンテク市場の現状と今後の展望を報告するものである。調査対象クリーンテク企業も合計89社、研究機関15 R&Dセンターを取り上げている。技術分野としては以下の15クリーンテク技術を網羅している。
> 大気汚染コントロール
> バイオ燃料
> バイオポリマー
> 炭素隔離(Carbon Sequestration)
> デマンド・レスポンス(DR:エネルギー・インフラ)
> 環境修復/再生
> 燃料電池
> グリーンビルディング
> 水素
> 太陽光発電
> ソリッドステート照明(SSL: Solid State Lighting)
> 熱電デバイス
> 波力/潮力発電
> 廃棄物発電
> 風力発電
本書が、御社の事業に一役を担えば幸甚である。
|