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欧州バイオチップ業界・市場の現状と今後の見通し
2000−2010年

米国勢に押され気味の欧州バイオチップ産業が、多くの新興企業の台頭や企業提携で、
米国に迫る勢いを増している潮流にあって、欧州のバイオチップ業界・市場の現状と見通しを報告する。


欧州のバイオ産業が今脚光を浴びている。1999年、実際の医薬品の商品化や販売認可はゼロに等しかった。しかし2000年になって認可を取得する件数が一気に増加、その勢いは2001年になっても衰えを知らないようである。

成長期を迎えようとしている欧州バイオ産業は、ベンチャー企業のバックアップで多くの新興企業が台頭し、今やバイオ企業は総数1200社以上と言われている。しかし小規模企業の乱立で経営は不安定な状態にあり、そのため企業は、提携や買収活動によって強い企業に向けて統合、かつ成長していくものと考察される。

本書は、成長を育む欧州バイオ産業のインフラともなり得るバイオチップ業界・市場に焦点を当て、現状と今後の展望を明らかにするために、欧州の主要な、また脚光を浴びているバイオチップ企業を調査し、纏めた報告書である。

欧州業界筋によると、バイオチップ市場は2000年に約1億7600万ドル(殆どがDNAチップ)、10年後の2010年には、約62億ドル(DANチップ, Peptideチップ, Sacherideチップ, Lab on a Chipを含む)の市場規模になると予測されている。

このような市場を発展、拡大させる原動力は何かと言えば、それは生物学的情報を得るための迅速な遺伝子スクリーニング技術や、DNAチップなどによる解析技術の進化発展的な開発競争と言っても過言ではない。現在から今後にかけては、DNAチップから遺伝子解析チップ(ラボ・オン・ア・チップ技術)への開発によりポストゲノムの研究に焦点が絞られていこう。

本書の構成については、添付した目次を参照願いたい。本書が御社の事業に一役を担えば幸甚である。

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