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米国におけるアイデア多産工場

大手、および中規模の「営利目的」テクノロジー・インキュベータ

2000年内に300に急増すると見込まれるテクノロジー・インキュベータ業界の全体像と
異色アイデア多産工場‐各インキュベータの実態と取組み、ならびに今後の動向を報告する。


今年、2000年の始め頃から、将来における成功の可能性を秘めたハイテク・スタートアップ企業の成長を支援する新しいタイプのビジネスが脚光を浴び続けている。これらのビジネスは、テクノロジー・インキュベータと総称され年内までにはそれが300社までに急増、2003年に至っては500社強に達するだろうと予想されている。

ところで脚光を浴びている多くのテクノロジー・インキュベータ(平均して18のスモールビジネスをサポートしている)は、現在、ビジネスチャンスとしてどのようなアイデアを支援し、それが金の卵となるためには、どのような収益モデルを構築しようとしているのであろうか。成功の裏には失敗も数多くある。失敗を避けるためには、それではどのようにイノベータ達を支援すればよいのか、成功に導くためのスタートアップ企業とインキュベータとの関係構築は? そして失敗しない戦略とは?

本報告書は、これらの疑問に応えようと、シリコンバレーなどのハイテク地で情報収集のための取材調査を行い、そして分析を加え纏め上げている。具体的には、スタートアップ・テクノロジー・イノベーション企業による目標達成を支援する「営利目的」テクノロジー・インキュベータ業界の全体像を解説すると同時に個別インキュベータ(多くのスモールビジネスをサポートしている)、つまり各アイデア多産工場の実態と戦略的な取組み、今後の動向などを調査、分析し報告している。

さらに、ビジネス・テクノロジー・インキュベータが市場における大きなビジネスチャンスの可能性を実現するために採用しているいろいろなインキュベータ・モデルを吟味し、解説、提案しているので、インキュベータに興味のある人には大いに参考になろう。

保守的に見積っても、インキュベータ関連の新しいビジネス・チャンスは、2000年には、約3億ドル、2003年には約6億ドル規模に達すると予測されている。テクノロジー・インキュベータは、アイデア・イノベータ、ベンチャーキャピタリストを含む投資家、事業立ち上げ時期に従事した従業員など、それぞれの関係者にとり、成功すれば莫大な資産を持つことが約束される故に、今後とも異色なアイデア多産工場の創出は廃れることはないと考察される。御社の事業に本書が役立てれば幸甚である。

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