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米国議会は、バイオ燃料の商業化を促進するため、7,500万ドルを拠出する法案を2008年6月に可決した。この法案は、「最先端」のバイオ燃料精油所の建設費の30%までを支給し、更に、このようなバイオ燃料精油所の建設を支援するため2.5億ドルの融資保証を与えるというものだ。また、この法案は、任意に年間1.5億ドルの資金提供の認可を行うとしている。そして更に、木材、牧草、および非食用の植物から生産されるバイオ燃料1ガロン当たり$1.01の税控除を約束している。
現在、米国発信の世界的な経済大不況にあって、バイオ燃料への投資懸念が高まっているが2009年のオバマ新政権下では、雇用増を念頭においた総括的な代替エネルギー政策の法案化と実践によって、引き続きバイオ燃料への高い関心は、継続・維持されると考察される。
特に、第1世代の食品ベースのバイオ燃料から、第2世代の非食品材料を原料とするバイオ燃料の研究と開発が活発に行われている時代状況にあって、セルロース系エタノールは、将来、それが市場に出回るようになり、コーンを材料とするエタノールとの競合が始まると予想される。 また、既に第3世代のバイオ燃料のR&Dもスタートしている。
このように研究・開発が現在でも極端にスローダウンしないと思われる理由としては、新政権が、将来、年間2.5億ガロンのセルロース系エタノール生産施設を実現させるために、ファイナンシャル・インセンティブを一層強固に後押しすることが予想されるからである。
そこで、本書は、第2世代バイオ燃料の技術開発を視点に、以下の構成で、その現状と将来を明らかにする。
第1章: 食品材料および非食品材料を原料とするバイオ燃料市場の現状と将来
第2章: 非食品ベースの材料を利用するバイオ燃料生産技術/主要企業のR&D
第3章: プラントオペレーションの現状- 非食品ベースの原料を利用するパイロットプラント施設
第4章: バイオ燃料事業とビジネス・チャンス
本書が御社の事業に役立てれば幸甚である。
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