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米国市場・業界調査

米国オープンアクセスネットワークと事業機会に関する調査

オープン化が進む700 MHz帯のテレコム市場、CATV市場、CE市場の3大トレンドと
事業機会を具体的に提言する報告書


現在、電気通信市場において、その底流で新たなテクノロジー・トレンドが台頭しつつある。

それは、米国FCCが2008年の早い時期に、アナログ・チャンネルがデジタル・チャンネルに移行することによって、TV放送用として使われなくなるオープンアクセスを条件とした700 MHz帯域の大部分をオークションにかけ、主要な電気通信企業がそれを購入したことによる。

この700 MHz帯の電波は、最も高い周波数の電波よりもビルディングの壁を透過する能力がはるかに高いため、非常に望ましいと考えられている。そのため、Sprint / Clearwireが計画している700 MHz Mobile WiMAXサービス(帯域幅は2.5 MHz)は、基地局の数が10分の1で済むとされる。またはLTE技術をベースとする4Gワイヤレス・サービスをサポートするために使われるとされる。

この帯域のネットワークアクセスのオープン化によって、これまでオープンアクセスを歓迎することがなかった米国の電気通信企業は、小売市場におけるネットワークアクセス販売が可能になったのである。つまり、最先端の小売り製品によって可能になるアプリケーションがもたらす創造的なビジネスチャンスの恩恵に浴することになった。

時を同じくして、CATV企業も、テレコム企業と同様、閉じられたネットワークから、例えば、CATV企業が供給するセット・トップ・ボックスを使用せずに、これらのデバイスをCATVネットワークに直接接続できるようにするネットワークのオープン化が進んでいる。このことは、小売市場で販売されるオープンアクセス製品が活躍できる大きなビジネスチャンスを創造することになるだろう。

他方、さまざまなデバイス(家電機器、PCや周辺機器、およびモバイル・デバイスなど)の間で、写真、オーディオ、そして、ビデオ・ファイル、などの交換を可能にするオープン・スタンダード・ベースのメディア・フォーマットを創造するため、デジタル・リビング・ネットワーク・アライアンス(DLNA)と呼ばれる業界団体が結成された。

DLNAは、CATV企業やテレコム(IPTV)企業が、新しい、オープンなホーム・エンターテイメント・ネットワークというアプローチを導入するチャンスを与えている。DLNAデバイスは、TVやオーディオ・システムへのコンテンツを発見し、ストリーミングを行なうために利用することが可能であるため、民生電子機器市場においても大きなビジネスチャンスを創造することになる。

本書では、以上に挙げたテレコム市場、CATV市場、CE市場のホットなオープンアクセストレンドの 内状を調査し、今後のビジネスチャンスと展開を報告する。

本書が御社の事業戦略の立案に役立てれば幸甚である。

目  次

1 エグゼクティブ・サマリー
  1.1 オープン・アクセスによるビジネスチャンス
      図1-1: ダイヤルアップ・モデム・スピードの進歩
    1.1.1 オープン・アクセスに背を向ける動き
    1.1.2 オープン・アクセスの復活
  1.2 700 MHz帯を利用する技術、および、その他のワイヤレス・テクノロジー
    1.2.1 2009年以後のテクノロジー・トレンド
      表1-1 700 MHz帯の競売結果: トップ5の入札企業と落札額
    1.2.2 Verizonのオープン・アクセス・アプリケーション
      表1-2: Verizonのオープン・アクセス・アプリケーション・アイデア
    1.2.3 4Gサブスクライバー用デバイスの売り上げ予測(デバイス・タイプ別)
      図1-2: 4Gサブスクライバー用デバイスの売り上げ予測(デバイス・タイプ別)
  1.3 CableLabsの「tru2way」
    1.3.1 OpenCableと、製品市場におけるビジネスチャンス
    1.3.2 tru2wayデバイスの売り上げ予測(販売経路別)
      図1-3 tru2wayデバイスの売り上げ予測(販売経路別)
  1.4 デジタル・リビング・ネットワーク・アライアンス
    1.4.1 2000強の製品のDLNA(デジタル・リビング・ネットワーク・アライアンス)認定
    1.4.2 米国市場におけるDLNA規格のコンピューター・エレクトロニクス・デバイスの出荷予測
      図1-4: 米国市場におけるDLNAコンシューマー・エレクトロニクス・デバイスの出荷台数予測
  1.5 オープンアクセスネットワーク用小売製品に関する包括的戦略

2. オープン・アクセスがもたらすビジネスチャンス
  2.1 オープン・アクセスの歴史
      図2-1 ダイヤルアップ・モデム・スピードの進歩
  2.2 現行インフラの概要
  2.3 現行のインフラから新しいインフラへの移行
    2.3.1 次世代のアプローチ&サービス
      表2-1: オープン・アクセス技術の現状とトレンド
      2.3.2 主要なサービス・プロバイダーによる開発
  2.4 業界における活動と今後の方向性
      2.4.1 業界のポジショニングとオープン・アクセス戦略
      表2-2: 業界のポジショニング
    2.4.2 モバイル・サービス・プロバイダー
    2.4.3 CATVサービス・プロバイダー
    2.4.4 サテライト・サービス・プロバイダー
    2.4.5 DLNA規格
  2.5 オープン・アクセスについてのサマリー

3. 700 MHz帯、および他のワイヤレス・サービス
  3.1 ワイヤライン&ワイヤレス・ブロードバンド市場
      図3-1: ワイヤライン&ワイヤレス・ブロードバンド・サービスの比較
  3.2 700 MHz帯の能力と長所
      表3-1: 異なる周波数帯を利用する場合におけるパフォーマンスの比較
      図3-2: 700 MHz帯
      表3-2: 700 MHz帯オークションの結果(落札に成功した主要な企業のリスト)
  3.3 700 MHz帯の競売結果
      図3-3: 700 MHz帯 Aブロックの競売結果
      図3-4: 700 MHz帯 Bブロックの競売結果
      図3-5: 700 MHz帯 Cブロックの競売結果
      図3-6: 700 MHz帯 Eブロックの競売結果
  3.4 ワイヤレス技術
    3.4.1 4GWiMAX技術
    3.4.2 4G LTE技術
    3.4.3 802.11 WiFi技術
      表3-3: 802.11ネットワーキング規格
    3.4.4 3G W-CDMA技術
    3.4.5 2G GSM技術
    3.4.6 2G CDMAと3G CDMA 2000技術
    3.4.7 700 MHzホワイトスペース通信
      表3-4: 利用可能なホワイトスペース
  3.5 サービス・プロバイダーの戦略
    3.5.1 Verizon
      図3-7: 700 MHz帯のオークション前にVerizonが保持するようになった帯域幅
      図3-8: 700 MHz帯のオークション後にVerizonが保持するようになった帯域幅
      表3-5: Verizonのオープン・アクセス・アプリケーション・アイデア
      図3-9: Verizonのオープン・デベロップメント・イニシャチブ(ODI)
    3.5.2 AT&T
    3.5.3 Sprint
  3.6 製品販売チャンス
    3.6.1 LiMo財団の技術
      図3-10: LiMo財団のソフトウエア・システム・アーキテクチャー
      表3-6: 最初のLiMoハンドセット
    3.6.2 GoogleのAndroid技術
      図3-11: Google Androidのアーキテクチャー
    3.6.3 NokiaのSymbianオペレーティング・システム
      表3-7: Symbian Limitedのオーナーシップ
      表3-8: Symbian Foundationメンバーの権利とメンバーシップ・コスト
    3.6.4 モバイル・ハンドセット
    3.6.5 マシン・ツー・マシン・アプリケーション
    3.6.6 デジタル・ライフスタイル・アプリケーション
    3.6.7 自動車用アプリケーション
  3.7 競合分析: 通信システム企業
    3.7.1 Alcatel-Lucent
    3.7.2 Cisco
    3.7.3 Ericsson
    3.7.4 Huawei
    3.7.5 Motorola
    3.7.6 Nokia Siemens Networks
    3.7.7 ZTE
  3.8 競合分析: ワイヤレス・ハンドセット市場
    3.8.1 Nokia
    3.8.2 Motorola
    3.8.3 Apple
    3.8.4 OnStar
    3.8.5 Autonet Mobile
    3.8.6 Sony
  3.9 市場予測と今後の展開
    3.9.1 現行のモバイル・ネットワーク
      図3-12: 固定ワイヤライン通信技術とワイヤレス技術のパフォーマンス比較
    3.9.2 2010年以後のモバイル・ネットワークの方向性
    3.9.3 4G Mobile WiMAXとLTE
      表3-9: 4G Mobile WiMAXとLTEの比較
     3.9.3.1 4G LTE技術標準
    3.9.4 モバイル・オペレーターによる4G LTE配備
      図3-13: モバイル・オペレーターによる4G配備
     3.9.4.1 モバイル・オペレーターによる4G配備 - 技術別
      図3-14: 4Gネットワークの配備: 技術別
     3.9.4.2 4Gデバイスの売り上げ予測 - タイプ別
      図3-15: 4Gデバイスの売り上げ予測 - タイプ別
     3.9.4.3 Mobile WiMAXデバイスの売り上げ予測 - タイプ別
      図3-16:Mobile WiMAXデバイスの売り上げ予測 - タイプ別
     3.9.4.4 LTEデバイスの売り上げ予測 - タイプ別
      図3-17: LTEデバイスの売り上げ予測 - タイプ別
  3.10 戦略と提言
    3.10.1 製品チャンスの選択
    3.10.2 ワイヤレス技術の選択
    3.10.3 サービス・プロバイダーとの連携

4 CableLabsのtru2way
  4.1 tru2way技術の概要
      図4-1: tru2wayセット・トップ・ボックスのダイヤグラム
  4.2 サービス・プロバイダーの戦略
      図4-2: 米国の有料TVサブスクライバー数
    4.2.1 Time Warner Cable
    4.2.2 Comcast
    4.2.3 Cox Communications
  4.3 製品市場におけるビジネスチャンス
    4.3.1 IPTV tru2way市場におけるビジネスチャンス
    4.3.2 tru2way製品の開発
  4.4 競合分析
    4.4.1 Panasonic
    4.4.2 Sony
    4.4.3 Motorola
  4.5 市場予測と将来の見通し
    4.5.1 有料TVサブスクライバー予測
      図4-3: 米国市場における有料TVサブスクライバー数予測
    4.5.2 tru2way対応ネットワークを利用するサブスクライバー数の予測
      図4-4: tru2way対応ネットワークを利用するサブスクライバー数予測
    4.5.3 tru2wayデバイスを使うサブスクライバー数の予測(CATV企業別)
      図4-5: tru2wayデバイスを使うサブスクライバー数の予測(CATV企業別)
      図4-6: tru2wayデバイス製品の売り上げ予測(小売製品、およびCATV企業の製品別)
  4.6 提言
    4.6.1 製品市場におけるビジネスチャンス
    4.6.2 サービス・プロバイダーとの関係

5 デジタル・リビング・ネットワーク・アライアンス(DLNA)
  5.1 技術の概要
    5.1.1 ネットワーク・カテゴリーとデバイス・クラス
      表5-1: DLNAネットワーク・カテゴリーとデバイス・クラス
     5.1.1.1 DLNA認証を受けた製品(企業別)
      表5-2: DLNA認証を受けた製品
    5.1.2 DLNAフォーマットとプロトコル
      表5-3: DLNA規格の基礎となっているフォーマット&プロトコル
  5.2 サービス・プロバイダーの戦略
      表5-4: DLNAメンバーとなっているサービス・プロバイダー
  5.3 製品市場におけるビジネスチャンス
    5.3.1 ホーム・デバイス
    5.3.2 ハンドヘルド・デバイス
    5.3.3 ホーム・インフラ・デバイス
  5.4 競合分析
      表5-5: DLNAメンバーとなっている著名なコンシューマー・エレクトロニクス企業
    5.4.1 Buffalo, Inc.
    5.4.2 Sony
    5.4.3 Microsoft
  5.5 市場予測と将来の見通し
    5.5.1 米国のコンシューマー・エレクトロニクス・デバイス売り上げ(出荷台数、製品別)
      図5-1: 米国のコンシューマー・エレクトロニクス・デバイス売り上げ(出荷台数、製品別)
    5.5.2 米国におけるDLNAコンシューマー・エレクトロニック・デバイス需要(製品別)
      図5-2:米国におけるDLNAコンシューマー・エレクトロニック・デバイスの出荷台数予測
    5.5.3 米国市場における、DLNAコンシューマー・エレクトロニクス・デバイスの普及率(製品別)
      図5-3: 米国におけるDLNA製品の普及率予測
  5.6 提言
    5.6.1 製品市場におけるビジネスチャンス
    5.6.2 DLNAとオープン・アクセスの統合

6. オープン・アクセス戦略と統合アプローチ
  6.1 DLNA「生態系」
  6.2 提言
    6.2.1 製品市場におけるビジネスチャンスの選択
    6.2.2 DLNA「生態系」
    6.2.3.サービス・プロバイダーとの連携

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・発刊日 2008年10月6日
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