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ワールドワイドにおける
カーボンナノチューブ市場の現状と将来展望

市場動向、アプリケーション開発、応用業界、生産と規模、R&Dと実用化状況


ナノテクノロジーをフォローする富士経済USAにとって、本調査レポートは第3弾目の発刊となる。第1弾は2001年10月刊行「米国ナノテクノロジー R&Dと事業化に関する調査」、第2弾は2002年7月刊行「米国ナノテクノロジー 応用開発と事業機会の全貌」。既刊レポートとあわせお読み頂ければ、今回取り上げたテーマの重大さがご理解いただけると信ずる。

ここでは、カーボンナノチューブの威力と開発/生産イニシアティブについて触れてみたい。なぜならこのナノテク新素材は、今後の世界産業を一変させる特性とパワーを秘めており、我々の物質世界、物質生活に多大な影響を与えていくものと考察される。それは応用市場を開拓し、それにより将来巨大な市場が現出するといっても過言ではない。既に競争の采は投げられた。

カーボンナノチューブの威力は、広範囲な産業応用にある。本調査レポートで究明したことであるが、応用分野として、エレクトロニクス(トランジスター素子、配線など)、エネルギー(燃料電池用電極材料、太陽光発電装置、ガス貯蔵など)、電子放出(フラットパネル装置など)、化学(吸着剤、触媒、センサーなど)、複合材料(導電性プラスティック、強化材料など)、ナノテク等がある。

それはまた業界視点で見れば、このナノテク新素材は自動車、エレクトロニクスとIT、家庭用品とコンシューマ用製品、スポーツ用品、宇宙航空と防衛、ヘルスおよびライフサイエンス、エネルギー、ディスプレーそしてランプまで、各種新製品の創出に威力を発揮しよう。カーボンナノチューブのコマーシャル・アプリケーションは、すでにこれらの業界でその利用が始まっている。

今日のグローバル市場全体におけるカーボンナノチューブの生産量は、1日あたり2.5トン強である。2002年におけるカーボンナノチューブ市場は、約1,200万ドルに達した。同市場の規模は、今後指数関数的に成長し、2005年には7億ドル規模に達すると期待されている。この市場めがけて、各社が生産参入を計画している。NECも2004年には独自技術で生産参入するという。また、この2004年と言えば、強力な基本特許を持つ日機装とハイペリオンの特許が切れる年にあたる。

2005年になれば、生産参入者が俄然増えることも考察され、それまでに日米のみならず欧州、アジア勢も含め、量産体制の確立と、生産イニシアティブで競争が熾烈になるものと予想される。

本調査レポートは、上記を踏まえ、現在の市況、市場動向、応用開発、応用市場、需要見通し、各メーカの生産と生産能力、そして更なる特性解明を継続するR&D状況を明らかにし、カーボンナノチューブ事業の全貌を浮上させている。本書が御社の事業に一役を担えることを確信する。   

Fuji-Keizai USA

調査概要

■調査ポイント
ワールドワイドにおけるカーボンナノチューブ生産拠点と生産能力
価格動向
アプリケーション開発と応用市場
知的所有権に関するリスクファクター
ワールドワイドにおける応用市場別カーボンナノチューブ市場規模予測 
カーボンナノチューブメーカの活動状況
カーボンナノチューブR&D企業、ならびに大学研究所の活動
成功要因分析

■調査対象企業および研究所(43社)
カーボンナノチューブ・メーカー:16社(目次参照)
カーボンナノチューブR&D企業:11社(目次参照)
カーボンナノチューブリサーチ・センター:16社(目次参照)

■調査期間
2002年7月−2002年9月中旬

■調査担当
富士経済USA事務所 ナノテク研究室
監修:ネイサン博士(米国ナノテクノロジー協会)

■資料発刊
2002年10月8日 136ページ

目次

エクゼクティブサマリ−

1. カーボン・ナノチューブの概要
  1.1 カーボン・ナノチューブとは何か?
  1.2 ナノチューブの製造方法
    アーク放電法
    レーザー照射法
    CVD法

2. 世界のナノチューブ・トレンドと課題
  2.1 グローバル市場においてナノチューブ製造をリードする企業や組織
  2.2 ナノチューブが生産されている地域と主要な生産設備

3. アプリケーション開発、応用業界、およびコマーシャル化を牽引する要素
  3.1 導電ポリマー複合材料 エレクトロメカニカル・デバイス
  3.2 フィールド・エミッション・デバイス
  3.3 ナノメートル規模のエレクトロニック・デバイス
  3.4 センサーとプローブ
  3.5 今後長期にわたってナノチューブが利用されると思われるアプリケーション

4. 特許、知的所有権(IP)トレンド、および課題
  4.1 Hyperionの「key composition-of-matter」特許の概要
  4.2 ナノチューブ特許を出願している企業や組織の国籍
  4.3 発明分野
  4.4 主要なIP(知的所有権)トレンド
    企業秘密
    技術移転
    今後の方向性
    ナノチューブ関連の出版物
    出版物の数と特許申請数のトレンド
  4.5 ナノチューブ特許に関する課題
    複数の国々で特許を出願するためのコスト
    標準の欠如
    過去の技術は、完全なモデルとはなり得ない
  4.6 結論

5. グローバル・ナノチューブ市場と今後の見通し
  5.1 コマーシャル・ナノチューブ製造能力の合計
  5.2 市場セグメントごとのナノチューブ売上げ予想
    2002年における売上げ予想
    市場セグメントごとのナノチューブの売上げ
  5.3 ナノチューブの価格
    代表的なMWNT価格情報
  5.4 ナノチューブ市場予測(2002〜2005年)
    5.4.1 2005年までのナノチューブ市場規模の合計予測
    5.4.2 業界ごとのナノチューブ売上げ予測 2002-2005
      5.4.2.1 自動車
      5.4.2.2 エレクトロニクスとIT
      5.4.2.3 家庭用品とコンシューマー用製品
      5.4.2.4 スポーツ用品
      5.4.2.5 宇宙航空と国防
      5.4.2.6 ヘルス、およびライフサイエンス
      5.4.2.7 エネルギー
      5.4.2.8 ディスプレイ
      5.4.2.9 ランプ
      5.4.2.10 R&D
      5.4.2.11 結論

6. 主要なコマーシャル・ナノチューブ・メーカーのプロフィールと活動状況

  共通調査項目
    企業情報
    製品とサービス
    ターゲット市場と用途
    おもな戦略パートナー
    生産能力
    価格
    コンタクト先情報

  6.1 バッキーUSA(USA)
  6.2 カーボレックス(USA)
  6.3 カーボン・ナノテクノロジー (USA)
  6.4 カーボン・ソリューション(USA)
  6.5 Guangzhou Yorkpoint Energy(中国)
  6.6 ハイペリオン・カタリシス (USA)
  6.7 Iljin Nanotech(韓国)
  6.8 マテリアル&エレクトロケミカル・リサーチコーポ (USA)
  6.9 Mitsui Carbon Nanotech Research Institute(日本)
  6.10 ナノカーボラボ(ロシア)
  6.11 ナノス(USA)
  6.12 ナノラボ(USA)
  6.13 ナノレッジ(フランス)  
  6.14 ロゼッター・ホールディング(キプロス)
  6.15 Showa Denko Inorganic Materials(日本)
  6.16 サン・ナノテク(中国)

7. 主要なナノチューブR&D企業と組織のプロフィールと活動

  共通調査項目
    企業情報
    テクノロジー/R&D活動
    コマーシャル化の方向
    ターゲット・マーケット
    コンタクト先情報

  米国
  7.1 アドバンストテクノロジーマテリアル
  7.2 アプライドナノテク
  7.3 アプライドナノテクノロジー
  7.4 アプライドサイエンス
  7.5 ハイブリッド・プラスティック
  7.6 モレキュラー・ナノシステム
  7.7 ナノミックスス
  7.8 ナノ・テロ
  7.9 エヌポイント
  7.10 アール・ティー・ピー
  7.11 エス・イー・エスリサーチ

8. おもな大学ナノチューブ・リサーチ・センターのプロフィールと活動

  共通調査項目
    デパートメント
    グループ
    URL
    プログラムの責任者
    プログラム概要
    最近のおもなプロジェクト/出版物

  米国
  8.1 Cornell University
  8.2 Harvard University
  8.3 Michigan State University
  8.4 Massachusetts Institute of Technology (MIT)
  8.5 Rice University
  8.6 University of California at Berkeley

  欧州
  8.8 Chalmers/Goteburg University(スゥエーデン)
  8.9 Consejo Superior De Investigaciones Cientificas (CSIC)(スペイン)
  8.10 Max Planck Institute(ドイツ)
  8.11 Oxford University(英国)
  8.12 Universte De Toulouse(フランス)
  8.13 University of Helsinki(フィンランド)

  アジア/オーストラリア
  8.14 Australian National University(オーストラリア)
  8.15 Ong Kong University of Science and Technology(中国)
  8.16 University of Tokyo(日本)

9. 今後のナノチューブR&Dの方向性
  9.1 ナノチューブ・リサーチの将来
    宇宙エレベーター
    宇宙探査
    火星のイメージング/モデリング
    ナノチューブ・トランジスター
  9.2 エマージング・トレンドと市場
    9.2.1 トレンド  
    9.2.2 エマージング市場

10. ビジネス・チャンス
  10.1 成功のための 重要な要素
    お金
    顧客
    スタンダード
  10.2 コマーシャル市場におけるキー・ビジネス・チャンス

11. 結論と提案

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・資料名 ワールドワイドにおけるカーボンナノチューブ市場の現状と将来展望
・価格 $1,495(日本語版) $1,495(英語版) $2,495(両方)
・発刊日 2002年10月8日
・ページ数 136頁
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